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昨年の欧州2歳王者シャドウオブライトが引退、愛キルダンガンスタッドで種牡馬入り

2025年10月15日 12:55

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 昨年のデューハーストステークスを制すなどしてカルティエ賞最優秀2歳牡馬を受賞したシャドウオブライトの引退が決まり、2026年からアイルランドのキルダンガンスタッドで種牡馬入りすることがダーレーから発表された。

 シャドウオブライトはゴドルフィンの自家生産によるロペデヴェガ産駒で、3/4同血の半兄にアースライト(父シャマーダル)を持つ良血。2歳の昨年はミドルパークステークスで兄弟制覇を達成し、続くデューハーストSと連勝して欧州2歳王者の座に就いた。しかし、3歳の今年は初戦の英2000ギニーこそ3着と力を見せたもののG1戦線で連敗し、前走のG2パークステークスでは9着に惨敗していた。

 シャドウオブライトのファミリーはアースライトの他に半弟のワイルドデザート(父トゥーダーンホット)も今年9月にカナダのG1サマーステークスで2着に好走し、母ウィンターズムーンもフィリーズマイルで3着の実績があるなど2歳戦での活躍が目立っている。

 種牡馬ディレクターのS.ブラード氏は「シャドウオブライトは、早熟なG1好走馬たちが集う非凡なファミリーに生まれ、彼自身の2歳時の戦績もまさに傑出している。今後数週間のうちに生産者の皆さんに彼を紹介できることを、とても楽しみにしている」とコメントしている。