米遠征インビンシブルパパが国内最終追い 伊藤大師「いつものパフォーマンス」/BCターフSP
2025年10月17日 16:50
米国のBCターフスプリント（G1、芝1000メートル、11月2日＝デルマー）に出走予定のインビンシブルパパ（牡4、伊藤大）が17日、美浦トレセンで国内最終調整を行った。
坂路で体をほぐしたあと、ウッドコースで6ハロン83秒3－11秒1をマーク。鞍上の佐々木大輔騎手が軽く仕掛けると、しっかり反応し、僚馬ギーロカスタルを約3馬身突き放した。
伊藤大師は「ずっと雨が降り続いていて重い馬場だったけれど、いつものパフォーマンスを見せてくれた。順調です。大輔も『文句ない』と言っていた。やっぱり左回りだとスムーズ。手前を替えた瞬間の動きが違う」と納得の表情を浮かべた。
前走のCBC賞で重賞初勝利を挙げた南半球産馬。トレーナーは「短距離馬だけれどコントロールが利くのがこの馬の強み。性格的に変化に動じないし、デルマーも向くと思う。ここにきて充実してきた」と期待を込めた。22日に早朝に出国予定。