英国のアスコット競馬場で18日、英チャンピオンズデーが開催される。メインの英チャンピオンS（G1、芝1990メートル）は今年の欧州最強馬決定戦になりそうだ。

　プリンスオブウェールズS、英インターナショナルSを制した英国のオンブズマン（牡4、J＆T・ゴスデン）、エクリプスS、愛チャンピオンSを制し、ここがラストランとなるアイルランドのドラクロワ（牡3、A・オブライエン）が3度目の対決。昨年の2着馬で、サンクルー大賞、キングジョージ6世＆クイーンエリザベスSを制しているフランスのカランダガン（セン4、F・グラファール）を含む“3強”となっている。その他にも昨年の愛チャンピオンS覇者エコノミクス、フランスのファーブル厩舎が送り込むファーストルク、春にオンブズマンを破っているフォワ賞3着馬アルマカム、スタディオブマン産駒でG1初挑戦のアルメリックなど素晴らしいメンバーが集まっている。

　「レーシングポスト」電子版は17日、ドラクロワに騎乗するクリストフ・スミヨン騎手のコメントを紹介。スミヨン騎手は「紙の上では、今年素晴らしい成績を残した本物のチャンピオンたちがそろっていて、凱旋門賞よりもいいレースになるでしょう。競馬ファンが見たい、壮大なレースになるでしょう。チャンピオンが2頭いれば素晴らしいレースになりますし、今回は3頭が注目されますが、その他の馬たちも実力のある馬たちなので軽視はできません」と語っている。

出典：日刊スポーツ