ロックドがBCクラシック目前で引退、フォーエバーヤングのライバルは9頭に
2025年10月25日 12:02
今春の米G1サンタアニタハンデキャップを制すなど、現地11月1日に行われるG1ブリーダーズカップクラシックの有力候補とみられていたロックドの引退が発表された。米競馬メディア『Daily Racing Form』などが報じている。
T.プレッチャー厩舎に所属していたロックドはガンランナー産駒の4歳馬。2歳時にG1ブリーダーズフューチュリティを勝ち、3歳春のクラシックは故障で棒に振ったものの秋に復帰して12月のG2シガーマイルハンデキャップで復活勝利。今年は1月のG1ペガサスワールドカップ2着後に3月のサンタアニタHを制した。
9月末にはG2ウッドワードステークスも勝ってBCクラシックに向かう予定だったが、プレッチャー調教師は「先週の調教内容がいいとは言えなかった。足首に些細な問題もあり、まったく調子が上がっていなかった」と引退の経緯を語った。
通算11戦6勝での引退となったロックドは、来年からケンタッキー州のゲインズウェイファームで種牡馬入りする。また、ロックドの引退によって現時点でのBCクラシック登録馬は日本から参戦するフォーエバーヤングを含む10頭になった。
