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豪3歳G1スプリングチャンピオンS、ロンロ産駒の良血アッティカが重賞初制覇

2025年10月26日 10:08

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 現地25日、豪ランドウィック競馬場で13頭により争われたG1スプリングチャンピオンステークス(3歳、芝2000m)は、後方3番手で中間点を通過した2番人気のアッティカが息の長い末脚を繰り出し、2番手から粘り込む1番人気のシャングリラボーイをゴール前で差し切った(0.3馬身差)。

 外めの11番枠から出たアッティカはすぐに控え、先頭から10馬身ほどの位置で後方3番手に収まると、残り800m付近から進出を開始。馬群の外を回って迎えた直線入口では、抜け出す構えのシャングリラボーイとなお5馬身ほどの差があったが、糸を引くような伸びで鮮やかに差し切った。

 さらに2.51馬身差の3着にはシャングリラボーイの直後で4番手追走の7番人気ザパールスが続き、3番人気のウィズインザローは7着に終わった。

 アッティカはJ.プライド調教師が管理するロンロ産駒の牡馬で、現役時代にG2エクスプレスウェイステークスなど重賞6勝の母サヴァティアーノともどもゴドルフィン所有の良血。9月3日にデビュー勝ちしたばかりで前走はリステッドを勝ち、今回は重賞初挑戦で通算4戦3勝(2着1回)とした。

 豪競馬メディア『racenet.com.au』によると、プライド師はアッティカを秋まで放牧に出すとコメントしている。