香港G2プレミアボウル、トモダチココロエが好タイムで重賞初制覇
2025年10月27日 11:20
現地26日、香港シャティン競馬場でG2プレミアボウル(芝1200m)が行われ、H.ベントレー騎乗のトモダチココロエが快勝した。
スタート直後から押して前に出たトモダチココロエは5番手からの追走となり、直線で先行勢の外からスパート。残り200メートル手前で先頭に立つと、大外から伸びてきたレイジングブリザードの追撃を1馬身1/4差で振り切った。
D.ヘイズ厩舎のトモダチココロエはリトゥンタイクーン産駒の7歳セン馬。昨季は11戦して未勝利だったが、今季に入ってからは3連勝で重賞初勝利を手にした。今回は最軽量ハンデの115ポンド(約52キロ)が味方したとはいえ、勝ちタイムの1分7秒39は1200mで香港史上2位の好時計だった。
ちなみに同距離の最速タイム保持者は同厩馬にして世界最強スプリンターのカーインライジング(1分7秒20)。香港ジョッキークラブの公式サイトによると、ヘイズ調教師は「トモダチココロエのタイムを無視はできない。ビッグレースでもいい走りをするだろう」と語り、「恐らく次はジョッキークラブスプリント。年末のG1香港スプリントでカーインライジングと対戦するかは、(豪州遠征中の)彼の検疫明けの調子を見てからになると思う」と語った。
