今年7月の独G1ダルマイヤー大賞（バイエルンツホトレネン）を制したトルネードアラートが、今月14日に行われるG2バーレーンインターナショナルトロフィーを回避するとS.ビン・スルール調教師が明らかにした。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じている。

　トルネードアラートはトゥーダーンホット産駒の3歳馬。英2000ギニー4着、英ダービー6着とクラシックでは振るわなかったが、ドイツに遠征してG1初制覇を果たした。

　ビン・スルール調教師は「少し調子は悪かったが、深刻ではない。（バーレーンには遠征せず）ドバイにとどめる」とコメント。「バーレーンの馬場は良馬場からさらに固くなる見込みで、彼の好みは柔らかい馬場。ドイツで勝った時もそうだった。ドバイの馬場の方が彼に合っていると思う」と続け、ドバイ開催まで待つ意向を示した。