欧州競馬の年度表彰、「カルティエ賞」の各部門のノミネートが発表された。カルティエ賞の発表は19日の水曜にロンドン（英国）のドーチェスターホテルで行われる。

　年度代表馬の最終候補に名前が挙がった4頭はサンクルー大賞、キングジョージ6世＆クイーンエリザベスSと英チャンピオンSを圧勝したカランダガン（セン4、F・グラファール）、エクリプスS、愛チャンピオンSを制したドラクロワ（牡3、A・オブライエン）、英愛オークス、ヨークシャーオークズを制し、凱旋門賞2着のミニーホーク（牝3、同）、プリンスオブウェールズS、英インターナショナルSを制したオンブズマン（牡4、J＆T・ゴスデン）。この4頭から今年の欧州年度代表馬が決まる。

　最有力候補となっているカランダガンは先日発表されたロンジン・ワールドベストレースホースランキングで単独首位に立っており、ジャパンC（G1、芝2400メートル、30日＝東京）に参戦予定。水曜の結果次第では同年の「欧州年度代表馬」のジャパンC参戦ということになる。

出典：日刊スポーツ