仏2000ギニーで2着のジョンキル、来春のドバイターフを目標に
2025年11月19日 13:00
冬場に目にすることがめずらしいジャドモントの勝負服が、来年は早々から稼働することになるかもしれない。英競馬メディア『attheraces.com』はA.ボールディング調教師のコメントをまじえ、ジョンキルなどが中東のレースに参戦する可能性を報じている。
9ハロンのドバイターフは、2021年から2023年にかけてロードノースが3連覇したことで知られ、2012年にはR.チャールトン調教師とジャドモントがシティスケープで優勝するなど、英国馬にとって絶好の狩猟場となっている。
今シーズンのジョンキルは仏2000ギニーで2着後にG2セレブレイションマイルを勝ち、終盤にはアメリカに2度遠征した。そうした経験から、ドバイターフはジョンキルにとってトップレベルでの初勝利を目指す理想的な場となるかもしれない。
ボールディング師は「冬場はおとなしくするが、すべて順調ならジョンキルはワールドカップナイトのドバイターフ、僚馬のタリアンスはサウジのレッドシーターフハンデキャップを目指す可能性がある」と今後に言及。
アメリカで振るわなかった2戦については枠順や1カ月で2度の渡航という強行軍、シーズン終盤で一か八かの勝負だったことなど、確かなものは分からないとしながらも様々に敗因を挙げ、リフレッシュしてドバイに備える考えを明かしている。
