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【ジャパンC】香港で今年締めくくる「グラファール厩舎対日本馬」ゴリアット、キジサナが出走予定

2025年12月01日 10:10

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<ジャパンC>◇30日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走17頭

 フランスの競馬日刊紙「パリチュルフ」電子版は30日、カランダガン(セン4)でジャパンCを制したフランシス・グラファール調教師(48)の快挙を報じた。

 グラファール調教師はジャパンC制覇が今年のG1・14勝目。フランス人調教師では名伯楽アンドレ・ファーブルの年間13勝を超える新記録達成となったことを伝えている。開業から着実に成績を伸ばしているように見えるグラファール師だが、2年前の23年はG1未勝利。同紙は「23年にはG1レースを1勝もできませんでした。このことが今年の成功をさらに際立たせるのかもしれません。この成功は、努力と、絶え間ない自己反省の上に築かれたものです」とたたえ、「そして、12月14日には再び輝くチャンスが訪れます。ゴリアットが香港ヴァーズ、キジサナが香港カップに出走予定です。フランス平地競馬の新たな名調教師はその勢いをまったく衰えさせません」と記している。ドバイ、春の香港、夏秋の欧州で日本馬と戦ってきたグラファール厩舎だが、香港国際競走が今年の「グラファール厩舎対日本馬」を締めくくることになりそうだ。

◆今年のグラファール厩舎のG1制覇 仏1000ギニー、ヴィコンテッスヴィジエ賞、仏オークス、サンクルー大賞、ジャンプラ賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ジャンロマネ賞、バーデン大賞、ムーランドロンシャン賞、オイロパ賞、凱旋門賞、英チャンピオンS、BCフィリー&メアターフ、ジャパンC

出典:日刊スポーツ