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NZのG1ザビールクラシック、豪州から遠征のキングスウッドが制す

2025年12月27日 11:55

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 現地26日、ニュージーランドのエラズリー競馬場でG1ザビールクラシック(芝2000m)が行われ、オーストラリアから遠征したR.ハッチングス騎乗のキングスウッドが快勝した。

 スタートのよくなかったキングスウッドだが、向こう正面で3番手から一気に先頭に立って2馬身ほどリード。最後の直線に入っても独走を続け、最後はジャーフィに1.6馬身差を付けてゴールした。

 キングスウッドは英国で生まれたロアリングライオン産駒の6歳馬。欧州では1勝止まりで2024年からオーストラリアに移籍し、さらにG.ベッグッド厩舎へ転厩後の昨年10月に豪G3クーンジーカップで重賞初制覇。そしてニュージーランド遠征で初のG1勝利を成し遂げた。

 地元メディア『LOVERACING.NZ』によると、ベッグッド調教師は低い下馬評を覆しての勝利に「(遠征の)正当性が証明されたのは嬉しいし、ニュージーランドに来る決断を下した甲斐があった」とコメント。今後もニュージーランドにとどまり、ハービーダイクステークスやニュージーランドステークスなどのG1を目指す意向を示した。