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「ガイアフォースは絶好調でも足りないのでは」「ドバイWCの展開は」世界的名手が見解つづる

2026年03月28日 15:20

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 英国のライアン・ムーア騎手(42)は自身がアンバサダーとなっている「ワールドプール」(香港ジョッキークラブを中心に構成される世界的な馬券発売グループ)の公式ブログで27日、ドバイワールドCデー(28日=メイダン)各競走の展望を語った。

 ムーア騎手は当初、同日にメイダン競馬場で騎乗予定だったが、主戦騎手を務めるクールモアの馬に騎乗するため、アイルランドのカラ競馬場で騎乗することが発表されている。冒頭で「残念ながら今年はドバイワールドC開催に参加できません。ただ、今年もエキサイティングなレースが組まれているので、レースをしっかりチェックするつもりです」と伝えている。

 ムーア騎手はドバイターフ(G1、芝1800メートル)について、「オンブズマンはこのレースで圧倒的な実力差がある。(レーティングで)10ポンド以上の差がある一流馬で、ゴスデン厩舎はこのレースを勝つために必要な要素を熟知している」と断言。悲願のG1勝利を狙う日本のガイアフォース(牡7、杉山晴)については「おそらく2番人気だろう。日本のトップクラスのマイラーに次ぐ存在だが、年齢を重ねており、絶好調であったとしてもオンブズマンを脅かすには足りないのではないでしょうか」と評価している。

 昨秋のジャパンCを制したカランダガンが出走するドバイシーマC(G1、芝2410メートル)については6頭立てでペースが読みづらいため、「混戦になる可能性はある」としながらも、「カランダガンは勝つべき馬」と期待を寄せた。

 メインのドバイワールドC(G1、ダート2000メートル)については「フォーエバーヤングは素晴らしい馬。レーティングの差も大きく、6番枠から勝利が期待できます。昨年とは違い、今年はペースがそれほど速くなることはなさそうです。昨年はレースが激しく展開されたため、ヒットショーに流れが向きましたが、今年は同じような展開にはならないでしょう」とつづった。相手候補の名前にタンバランバ、ウォークオブスターズ、ハートオブオナー、メイダーンなどを上げ、米国から参戦する重賞連勝中の4歳馬マグニチュードについては「確かな実績を持っていますが、フォーエバーヤングに勝つだけの力はないのでは」と見解を語った。フォーエバーヤングの実力を高く評価しつつも、ムーア騎手は「問題は昨年このレースで敗れた馬にこれだけのオッズ(ブックメーカーなどで1倍台の断然人気)で賭けるべきかどうか。フォーエバーヤングは一流馬ですが、このコースはすべての馬に合う馬場ではないので」と慎重な見解も最後に記している。

出典:日刊スポーツ