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シーザアリバイ、祖父ディープインパクト譲りの末脚で豪G1ドンカスターマイルを圧勝

2026年04月05日 09:07

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 豪G1ドンカスターマイル(3歳以上、芝1600m)が現地4日にランドウィック競馬場で行われ、1番人気のシーザアリバイが後方から2頭目の15番手で中間点を通過すると、直線では大外から鮮やかに4.29馬身突き抜けて圧勝した。

 序盤から後方に控えたシーザアリバイは残り600m標識を過ぎて加速。馬群の10頭分ほど外を回って突入した直線は残り200mで先頭に並び、あっという間に4馬身ほどリードを開いて最後の50mほどは流す余裕があった。

 2着に中団から馬群をこじ開けるように外へ持ち出された2番人気のオータムボーイ、さらに1.7馬身差の3着には勝ち馬の2列前を進んだ12番人気のミリタライズが続いた。

 シーザアリバイはP.ムーディー&K.コールマン調教師が管理するサクソンウォリアー(父ディープインパクト)産駒の3歳牝馬で、昨年11月のG3ザヴァニティから重賞5連勝。G1は前走のランドウィックギニーに続き2勝目とした。

 豪競馬メディア『racenet.com.au』によると、ムーディー師は「我々は史上最高の馬の1頭であるブラックキャビアを育てる幸運に恵まれてきたが、この牝馬も本当にアメージングだ」「彼女がブラックキャビアと同じとは言わないが、非常に良かった」「とても感動したよ、特別な馬だ」「天井がどこにあるかって? 誰にも分からないよ」と、かつて自身が管理した最強スプリンターを例にシーザアリバイを褒めちぎった。

 ハンデ49kgで騎乗した鞍上のJ.メルハム騎手も「あのような馬に乗れるなら毎週進んで空腹になるわ」「彼女が強い馬ということは分かっていたけど、彼女の走りは今まで自分が乗ってきたどの馬にもない感覚だった」「彼女は怪物よ。鳥肌が立った」と絶賛している。

 なお、ムーディー師は無敗4歳牝馬オータムグローとの対戦について「その日はいつか来るし、オーストラリア競馬のためにも彼女たちが対戦することを願うが、できる限り彼女と距離を置きたい」「とはいえ、あれほどのパフォーマンスを見せられたら、あまりたくさん(の相手)から逃げようとも思わない」と含みを持たせた。