英G2ヨークSは3歳馬が20年ぶり勝利、アイテムがG1常連の古馬たちを撃破
2026年07月26日 08:39
現地25日、英ヨーク競馬場で行われたG2ヨークステークス(3歳以上、芝10.5ハロン)は、2番人気のアイテムが2番手追走から内ラチ沿いを伸び、逃げ粘る4番人気プライドオブアラスに2馬身3/4差をつけて快勝した。
5頭立てのレースは逃げるプライドオブアラスから3馬身ほど離れてアイテム、ロイヤルチャンピオン(3番人気)、ダンシングジェミナイ(5番人気)、そして1番人気ダミュソスの順に差なく一団で中間点を通過。直線に向かってロイヤルチャンピオンがプライドオブアラスを捕らえにかかった。
直線入口で持ったままのロイヤルチャンピオンに対してアイテムは鞍上に早くも追い出されたが、前方のプライドオブアラスが外のロイヤルチャンピオンに併せにいって開いたスペースから徐々に加速。残り1ハロンを前に抜け出してプライドオブアラスを突き放し、さらに1/2馬身差の3着にはダミュソスが続いた。
アイテムはA.ボールディング調教師が管理するフランケル産駒の3歳牡馬でジャドモント自家生産という、この日のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを制したカルパナと同じチーム。5月に今回と同舞台のG2ダンテステークスで重賞初制覇を飾り、続く前走の英ダービーでは9着に惨敗していた。
英競馬メディア『racingtv.com』などによると、3歳馬によるヨークS勝ちは2006年のベストアリバイ以来。ボールディング師は「エプソム(英ダービー)には大いに期待していき何も起こせなかったが、今日の彼は立て直した。斤量を背負って勝つのは簡単なことではないが、彼はやってのけたし、またG1へ向かおうと我々を勇気づけた」と喜ぶとともに安堵。今後については関係者と話し合いとしつつ、何らかのG1が意中にあることを示唆している。
