​凱旋門賞3勝目を狙うスミヨン騎手、ヴァデニの2番枠に「願いがかなった」

2022年09月30日 12:07

 C.スミヨン騎手は2003年にダラカニ、2008年にはザルカヴァで凱旋門賞を勝利。今年はデビュー2戦目からコンビを組んで仏ダービー、エクリプスステークスを連勝し、前走のG1アイリッシュチャンピオンステークスは3着だったヴァデニとのコンビで大一番に臨む。

 そのヴァデニは20頭立ての凱旋門賞で2番枠をゲット。スミヨン騎手は「とてもうれしかった。真ん中から内寄りを希望していたのでそれがかなった」と『Sky Sports Racing』に語った。

 凱旋門賞の展望については、「日曜(レース当日)の馬場がどうなるかにかかっている。金曜の夜と土曜の朝は雨が多い予報なので、本当に馬場次第だ」「各ジョッキーがスタートから数完歩で判断するだろうし、ペースがよくなることを願っている」とコメント。

 そのうえで「雨と距離は、私たちにとって少し気がかりな点ではある。ヴァデニにとっては試練になるが、前走の仕上がりを見ればきっと大丈夫」「アイルランドの馬場は柔らかかったし、こうしたコンディションに強い馬だからいい結果を出してくれるはずだ」と相棒に期待を寄せていた。