シベリウスが故障で引退、2023年にドバイゴールデンシャヒーン制覇
2024年08月29日 11:10
2023年にG1ドバイゴールデンシャヒーンを制した米国馬シベリウスが、調教中に腱を負傷。現役引退となった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
シベリウスはノットディスタイム産駒の6歳セン馬で、J.オドワイヤー厩舎に所属。4歳だった2022年末に初重賞勝ちと遅咲きだったが、そこから3連勝で翌2023年3月のドバイゴールデンシャヒーンを勝った。
以降は2023年末にG3ミスタープロスペクターステークスの連覇を達成。今年7月末のリステッド(6着)がラストランとなった。通算成績は27戦9勝。
オドワイヤー調教師は「オーナーは復帰させようとはせず、すぐに引退を決断した」「彼らはシベリウスのために正しいことをしたいのだ。もう家族の一員のようなもので、リスクを冒すつもりはない」とコメント。今後はリハビリを経てセカンドキャリアに進むことになると語っている。