ホワイトバーチが凱旋門賞へ、かつてはオーギュストロダンと好勝負

2025年09月19日 11:35

 かつてディープインパクト産駒の英ダービー馬オーギュストロダンと好勝負を繰り返したホワイトバーチが、現地10月5日の仏G1凱旋門賞で約2年ぶりにクラシックディスタンスのレースに臨むことが分かった。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 J.マーフィー厩舎が管理するユリシーズ産駒の5歳馬ホワイトバーチは、3歳時のG1英ダービーでオーギュストロダンの3着。4歳以降は約10ハロンの中距離戦に的を絞り、昨年5月の愛G1タタソールズゴールドカップではオーギュストロダンを下してG1初制覇を果たした。

 今年は今月13日のG1アイリッシュチャンピオンステークス5着など3戦して未勝利。ただし父のアシスタントを務めるG.マーフィー氏は「前走には非常に満足している。馬場がかなり堅く、休み明けだったにもかかわらずいい走りを見せてくれたと思う」とコメント。

 さらに同氏は「今は凱旋門賞を目指している。もっと緩い馬場になればいいね」「彼のキャリア的にこの段階で1マイル半に戻ることは問題なく、ぴったりだと思う」と距離延長に自信を見せていた。