凱旋門賞 2025/10/5(日) 23:05発走 パリロンシャン競馬場

レース傾向(STATS)

世界最高峰の競走の一つとして知られている、凱旋門賞。 悲願の初制覇に向け、今年は日本からクロワデュノール、ビザンチンドリーム、アロヒアリイの3頭がエントリーしている。 過去10年のデータより、凱旋門賞の出走馬レーティング、ゲート番別、年齢別、性別、単勝オッズ別、前走レース別、調教国別のレース傾向を分析する。

表2:ゲート番別成績表

ゲート番 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
1 0 2 2 6 0% 20% 40%
2 1 1 1 7 10% 20% 30%
3 2 2 0 5 22.2% 44.4% 44.4%
4 1 1 0 7 11.1% 22.2% 22.2%
5 0 0 1 9 0% 0% 10%
6 2 0 0 8 20% 20% 20%
7 0 0 1 8 0% 0% 11.1%
8 1 0 0 10 9.1% 9.1% 9.1%
9 0 1 2 7 0% 10% 30%
10 0 0 1 8 0% 0% 11.1%
11 0 2 0 7 0% 22.2% 22.2%
12 2 0 0 8 20% 20% 20%
13 0 0 0 9 0% 0% 0%
14 1 0 0 8 11.1% 11.1% 11.1%
15 0 1 0 7 0% 12.5% 12.5%
16 0 0 1 4 0% 0% 20%
17 0 0 0 4 0% 0% 0%
18 0 0 1 3 0% 0% 25%
19 0 0 0 2 0% 0% 0%
20 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も1着の回数が多いのは3番ゲート、6番ゲート、12番ゲートの2回。連対率、3着内率にまで広げると1番ゲート、2番ゲート、4番ゲートが好成績を収めている。昨年の覇者ブルーストッキングは3番ゲートだった。

昨年の覇者ブルーストッキング(Photo by Getty Images)

表3:年齢別成績表

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
3歳 3 4 4 49 5% 11.7% 18.3%
4歳 5 3 4 42 9.3% 14.8% 22.2%
5歳 2 3 2 25 6.3% 15.6% 21.9%
6歳 0 0 0 8 0% 0% 0%
7歳以上 0 0 0 4 0% 0% 0%

最も勝利を輩出しているのが4歳馬で5回、次いで3歳馬の3回、5歳馬の2回となっている。6歳以上の馬の勝利はおろか、3着以内に入ったこともはない。今年の有力な4歳馬には、昨年2着のアヴァンチュール、日本のビザンチンドリームがいる。

凱旋門賞に参戦する日本勢で唯一の4歳馬ビザンチンドリーム(Photo by scoopdyga.com)

表4:性別成績表

性別 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
牡馬 5 6 10 103 4% 8.9% 16.9%
牝馬 5 4 0 25 14.7% 26.5% 26.5%

過去10年は牡馬と牝馬が5勝ずつだが、馬券に絡む確率では牝馬が上回っている。昨年の覇者ブルーストッキングは牝馬、2023年の覇者エースインパクトは牡馬、2022年の覇者アルピニスタは牝馬、2021年の覇者トルカータータッソは牡馬となっている。

2017年と2018年の凱旋門賞を連覇した女傑エネイブル(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表5:単勝オッズ別成績表

勝率 連対率 3着内率
10倍未満 15.9% 25% 38.6%
10倍~29.9倍 2.9% 17.1% 20%
30~49.9倍 5.9% 11.8% 17.6%
50~99.9倍 0% 0% 9.1%
100倍以上 2.5% 2.5% 2.5%

単勝オッズ別成績。単勝10倍未満が最も勝率が高く、連対率・3着内率もトップ。次いで、30~49.9倍、10倍~29.9倍の順になっている。2021年はトルカータータッソが単勝110.5倍で勝利したが、直近3年は単勝10倍未満の人気馬が制している。
※2016年以降はJRA発売オッズ。それ以前は現地オッズ。

現地前売りオッズで人気の高い日本ダービー馬クロワデュノール(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

表6:前走レース別成績表

凱旋門賞における成績
前走レース 1着 2着 3着
アイリッシュチャンピオンステークス(愛・G1) 3 3 2
ヨークシャーオークス(英・G1) 2 2 0
フォワ賞(仏・G2) 1 1 1
ヴェルメイユ賞(仏・G1) 1 1 0
バーデン大賞(独・G1) 1 0 1
セプテンバーステークス(英・G3) 1 0 0
ギヨームドルナノ賞(仏・G2) 1 0 0
パリ大賞(仏・G1) 0 1 0
ソードダンサーステークス(米・G1) 0 1 0
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英・G1) 0 1 0
ニエル賞(仏・G2) 0 0 2
愛セントレジャー(愛・G1) 0 0 1
ムーランドロンシャン賞(仏・G1) 0 0 1
英セントレジャー(英・G1) 0 0 1
英インターナショナルステークス(英・G1) 0 0 1


過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。アイリッシュチャンピオンステークスが3勝、ヨークシャーオークスが2勝となっている。今年はミニーホークがヨークシャーオークスでG1・3連勝を飾って凱旋門賞に参戦する。この中では、ビザンチンドリームがフォワ賞、アロヒアリイがギヨームドルナノ賞を勝利して本番に臨む。

表7:調教国別成績表

調教国 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 3着内率
イギリス 5 3 2 18 17.9% 28.6% 35.7%
フランス 3 5 5 60 4.1% 11.0% 17.8%
アイルランド 1 2 2 23 3.6% 10.7% 17.9%
ドイツ 1 0 1 8 10.0% 10.0% 20.0%
オーストラリア 0 0 0 1 0% 0% 0%
日本 0 0 0 16 0% 0% 0%
カタール 0 0 0 1 0% 0% 0%
チェコ 0 0 0 1 0% 0% 0%

最も勝利を挙げているのがイギリスの5勝、次いで地元フランスが3勝、アイルランドとドイツが1勝ずつとなっている。日本から参戦する3頭は悲願の日本馬による凱旋門賞制覇を手にすることができるだろうか?

ギヨームドルナノ賞を勝利して凱旋門賞に挑むアロヒアリイ(Photo by scoopdyga.com)

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。

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