ブリーダーズカップマイル 2023/11/5(日) 05:30発走 サンタアニタパーク競馬場

注目馬NOTABLE HORSE

カサクリード

Photo by Eclipse Sportswire
性齢 牡7
Jimmy Creed
Achalaya
母の父 Bellamy Road
調教師 W.モット

カサクリードの名前を記憶している日本の競馬ファンは多いことだろう。昨年の1351ターフスプリントではソングラインと火の出るような叩き合いを演じてクビ差の2着。今年の1351ターフスプリントでも逃げ粘るバスラットレオンを追い詰めてアタマ差の2着と、日本のトップホースとそん色ない実力を見せてきた。

BCには4年連続のチャレンジとなるが、過去の3回は2020年(マイル12着)、2021年(マイル8着)、2022年(ターフスプリント9着)と結果を出せていない。ただ、2021年と2022年に6ハロンのジャイプールSを連覇、2022年と2023年には1マイルのフォースターデイヴHを連覇と、G1レースで計4勝を挙げており実績は十分。フォースターデイヴHでは2020年と2021年にも3着がある。

こうして戦績をひも解くと、同じ条件で繰り返し好走する傾向が分かる。サンタアニタパーク競馬場のマイル戦では2021年3月にG1フランクE.キルローマイルでの6着があるのみだが、当時は先行した1番枠と2番枠の2頭がワンツーを決める一方、カサクリードは7番枠から中団を追走した結果。それでも勝ち馬から1馬身少々でのゴールと差のないレースをしている。7歳ながら直近2連勝で今年の4戦は全て3着以内と成績も安定しており、ここで勝ち負けになっても不思議はない。