シーザファイア
16戦3勝[3-3-4-6]
G1勝ちはないものの入着なら6回。昨年のナッソーSでクビ差、前走のオペラ賞では短クビ差の2着と、いつ勝っても不思議ではない実力を見せてきた。重賞2勝は直線の長いヨーク競馬場で挙げたものだが、厚い実績は条件不問だからこそ。小回りも問題なさそうだ。
シンデレラズドリーム
14戦8勝[8-3-1-2]
昨年はG1ベルモントオークスなど米国での重賞2連勝からBCフィリー&メアターフに臨み、1番人気に推されるも半馬身差の惜敗。英国調教馬ながら堅い馬場が得意で、今年7月にG1ファルマスSを制した後は、BCでの雪辱を目標に着々と準備を進めてきた。
ゲゾラ
9戦4勝[4-2-1-2]
欧州由来の馬が優勢のレース傾向にあって、仏オークス馬の看板は絶大。前走の凱旋門賞は展開が合わずに大敗したが、前々走のヴェルメイユ賞では2着と現役トップクラスの実力を証明している。この後に米国移籍の話があり、適性も織り込み済みの遠征だろう。
シーフィールズプリティ
12戦8勝[8-2-2-0]
近年は遠征馬に押されている北米勢にあって、この馬が防衛の最前線に立つ。2歳時にBCジュベナイルフィリーズターフ(3着)で欧州勢と接戦を演じたほか、本格化した昨秋以降は前走までG1レース4勝を含む6戦連続の連対。北米最強の地位を築き上げている。
ダイアモンドレイン
7戦4勝[4-1-0-2]
E.P.テイラーSでアタマ差の2着。今季は重賞で安定好走し充実一途。距離適性は明確で完成度も高い。前売りでも上位の一角、展開次第で戴冠圏内。
ベッドタイムストーリー
13戦4勝[4-1-1-7]
A.オブライエン厩舎の良血3歳馬。英チャンピオンズフィリーズ&メアズSで4着と善戦。米実戦は未経験だが、器用さ生きれば上位進出も。
ステラファイ
6戦4勝[4-1-1-0]
ケンタッキーダウンズのG3レディースマラソン招待Sを逃げ切り勝ち。先行力とタフさが武器。距離延長歓迎で、流れ次第の粘り込み。
ヴィレッジボイス
13戦5勝[5-1-3-4]
1年ぶりの復帰戦となったG3ワヤSを差し切り勝ち。中距離での持続力が強み。隊列が締まれば差し届くシーンも。
ビーユアベスト
22戦6勝[6-3-4-9]
昨年11月に初の重賞タイトルを手にした際は2年2カ月ぶりの白星だったが、それを機に年明けまで重賞3連勝と一変。5月にはゲイムリーSでG1初制覇と5歳にして本格化した。本拠地はフロリダながらカリフォルニアのレースで成績が良く、先行力もあり侮れない。
ベレッツァ
11戦4勝[4-3-2-2]
サラトガのG2フラワーボウルSを最後方一気で快勝。11ハロンの持続力を証明。相手強化でも終い確かで上位進出を狙える。
カテドラル
7戦1勝[1-2-0-4]
重賞勝ちはないが内容は堅実。陣営は距離延長と速い馬場での前進を示唆しており、展開が噛み合えば上位進出の余地。
ミッションオブジョイ
21戦6勝[6-0-4-11]
G2ロデオドライブSを鋭伸で制し本番切符。持続力は確かで展開合えば好勝負。
アツィラ
7戦2勝[2-0-1-4]
G3アサシSをデビュー2戦目で制した素質馬。G1級に対して決め手比較が課題で、位置取りが鍵。
ラキカ
6戦3勝[3-1-0-2]
ペルーG1パンプローナ大賞を制して本番出走資格を獲得。南米の実績は十分だが、米国の高速馬場と相手強化への対応が課題。