キングズウィルドリーム
性齢 | セ4 |
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父 | Casamento |
母 | Road Harbour |
母の父 | Rodrigo de Triano |
調教師 | D.ウィアー |
昨年6月に英国でデビューして3戦目で初勝利。それを最後に豪州の名門D.ウィアー厩舎へ移籍するや、年明け1月の初戦から5連勝して素質を開花させた。重賞未勝利のいわば格下的な存在ながら、コーフィールドCをめぐる現地での評価が非常に高く、昨シーズン後半の段階で多くのブックメーカーから1番人気に推されるようになった。
きっかけは3月下旬の準重賞モーニントンCだった。好位の一角から馬群の外を通ると、長く脚を使って5馬身差の圧勝劇。それまでは1800mまでしか経験がなかったが、初めての2400mでどこまでも伸びていきそうな快走を披露し、長距離戦への高い適性を感じさせる内容を残した。
その一戦で5連勝として休養入りし、今季は8月中旬の復帰戦から前走まで4連敗と結果を出せていないが、初戦のG2P.B.ローレンスS(4着)と2戦目のG1メムジーS(3着)は1400m、3戦目のG1マカイビーディーヴァS(2着)は1600m。長距離とは別カテゴリーの上級レースで着実に前進してきた。前走のG1ターンブルS(2000m)は3着だったが、直線で抜け出すと28連勝中の女傑ウィンクスを残り50mまで苦しめている。これら4戦の結果からもG1級の実力を秘めていることは明らかで、満を持して2400mに臨む今回、国内屈指の大レースで重賞初制覇を決めても不思議はない。
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