ヤングスター
性齢 | 牝4 |
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父 | High Chaparral |
母 | Starspangled |
母の父 | Danehill |
調教師 | C.ウォーラー |
豪州で28連勝中の現役最強馬ウィンクスを擁すC.ウォーラー調教師が送り込むヤングスター。その名の通り、明け4歳の今季に一段の飛躍を期待されている次代の女傑候補だ。3歳の昨季は11月にデビューするも、翌4月初旬まで3連敗。しかし、4戦目に初勝利を挙げると、5月末のG1クイーンズランド(QLD)オークスまで、わずか6週足らずの間に4連勝を決めて一気に素質を開花させた。
初勝利の1500mから2200mまで、1戦ごとに距離を延長しながら勝利を積み重ねており、牝馬ながらステイヤーの資質を感じさせる。ヤングスターは日本のオールドファンに懐かしいユーザーフレンドリーの孫。1992年に英、愛、ヨークシャーのオークスを3連勝して英セントレジャーも制覇し、凱旋門賞2着からジャパンCに参戦した名牝の血を受け継いでいる。
QLDオークスの2週後にはQLDダービーに挑戦して3着に敗れたが、連戦の上に大外16番枠の影響もあっただろう。その後に休養を挟んで今季は9月に復帰。G2を2戦(6着、3着)して前走では2000mのG1ターンブルSに臨み、早めに鞍上の手が動き始めたものの、しぶとく末脚を伸ばしてウィンクスに続く2着を確保した。バテない強みを存分に発揮しており、照準は今回の2400mにピタリと合っている。
ヤングスターの競馬データ