プログノーシス
牡6 15戦7勝[7-3-2-3]
日本と香港で計4戦してきたG1では全て5着以内に善戦。それらの勝ち馬はイクイノックスとロマンチックウォリアー(3戦)の国際級だった。4月のクイーンエリザベス2世Cではロマンチックウォリアーにクビ差の2着と勝利に肉薄。天敵不在の今回こそ悲願のG1制覇を成し遂げたい。
プライドオブジェニ
牝7 33戦8勝[8-9-3-13]
4月のクイーンエリザベスSで大逃げを決め、今回も対戦するライバルたちに6馬身余りの差をつける圧巻の勝利。パンサラッサやツインターボのような肉を切らせて骨を断つスタイルは日本の競馬ファンにもアピールすること請け合いだ。前哨戦を勝っての臨戦と万全の態勢を整えてきた。
ヴィアシスティーナ
牝6 18戦8勝[8-4-2-4]
欧州からオーストラリアに移籍。2000mのG1を計3勝している。4月のクイーンエリザベスS(G1)ではプライドオブジェニに大逃げを許し2着。22日調教中の放馬の影響がどうでるか。
ブロードサイディング
牡3 9戦5勝[5-0-2-2]
前走のコーフィールドギニーは発馬直後の不利もあり敗れたが、それまでG1の3勝を含む5連勝で豪州の3歳馬では最強の評価を得ている。同じゴドルフィン所有の3歳馬で比較すると、実績は2022年のコックスプレートで2着のアナモーを上回り、直近2走の臨戦過程も同じと侮れない。
ミスターブライトサイド
セ7 38戦17勝[17-9-3-9]
ハナ差の2着に泣いた昨年の雪辱を期す。敗れた相手は再三にわたって日本調教馬の前に立ちはだかってきたロマンチックウォリアーで、プライドオブジェニとも勝ち負けを繰り返すライバル関係。実力は折り紙つきで、プログノシースにとって手強い相手となることは間違いない。
ドックランズ
牡4 11戦3勝[3-5-1-2]
2走前のクイーンアンSで2着に食い込むなど、英国のマイル戦線で磨いてきたスピードが魅力。その後にコックスプレート遠征を発表し、初の2000mに挑んだ前走の英インターナショナルSは7着も、出遅れの影響が大きく結果は度外視できる。しぶとく末脚を伸ばして距離に目途を立てた。
エヴァポレイト
セ3 9戦4勝[4-2-1-2]
10月のコーフィールドギニー(G1)3着から参戦。現地3歳馬は斤量が古馬より約10kg軽いため、斤量差を活かすことができるか。
ロイヤルパトロネージ
牡5 19戦5勝[5-2-3-9]
英米豪と3か国を渡り歩いている。2023年7月以降休養に入り、今年9月のG2トラムウェイSで、1年2カ月ぶりの実戦を勝利で飾った。その後は短い間隔で使われ、3戦連続3着だったが、復調していることは成績が示している。
コヴァリカ
セ5 23戦6勝[6-2-4-11]
2023クイーンズランドダービー(G1)を制している。その後は勝利から遠ざかっていたが、前走ヒルS(G2)ではアタマ差2着と復活の兆しを見せた。