アポロケンタッキー
性齢 | 牡5 |
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父 | Langfuhr |
母 | Dixiana Delight |
母の父 | Gone West |
調教師 | 山内研二 |
前走の東京大賞典を制した際の馬体重は565キロ。2014年12月の初勝利から丸2年で約40キロの成長を遂げたアポロケンタッキーが、巨漢馬らしく使い込まれて素質を開花させた。軌道に乗りはじめたのは3歳の秋からだった。古馬混合になりレースの選択肢が広がると、2000mを超える距離でレース内容が安定し、1000万下からトントン拍子でオープンへ出世。距離的に東京と阪神開催を待たされる不便はあったが、半年間で5戦4勝、2着1回と、狙ったレースを確実にモノにできたのは地力の高さがあればこそだ。
驚かされるのが過去に5戦している東京ダート2100mでの安定感で、着順もさることながら時計にほとんどブレがない(すべて良か稍重)。初出走時こそ2分12秒1を要したが、他の4戦は2分10秒2〜2分10秒4と、わずか0秒2差に収まっている。大逃げのミツバを1番人気馬として捕まえに動かざるを得なくなった昨秋のブラジルカップでは8着に沈んだが、それでも自分の持ち時計は守った。ドバイワールドカップは同じ左回りで距離も100m短くなるだけ。2000mの自身最速は2分1秒7を記録している。メイダンのダート2000mは2分1秒83がトラックレコード。アロゲートは強いが、その分だけ割り切って自分の競馬に徹すれば、チャンスが舞い込んできても不思議はない。
アポロケンタッキーの競馬データ