ガンランナー
性齢 | 牡4 |
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父 | Candy Ride |
母 | Quiet Giant |
母の父 | Giant's Causeway |
調教師 | S.アスムッセン(USA) |
昨年は「Road to the Kentucky Derby」のポイント首位で桧舞台に上がった。結果はナイキストに4馬身半及ばず3着に完敗したが、同走のラニには6馬身余り先着している。3冠戦はダービーだけで切り上げ、翌月には手堅くG3を勝って仕切り直し。しかし、続くハスケル招待ステークスで5着、さらにトラヴァーズステークスでも3着とG1には手が届かなかった。とくに後者では、すい星の如く現れた同世代のアロゲートに15馬身余りちぎり捨てられ、その着順が虚しく聞こえるほどの大敗。自身を含む春までの勢力図を一気に塗り替えられてしまった。
それでも、2走後にはBCダートマイルに挑み、圧倒的人気のドルトムントを競り落として2着に粘走。続くクラークハンデキャップでは今回も対戦するホッパーチュニティら古馬を寄せ付けず、逃げ切りで初のG1制覇を果たした。アロゲートとの再戦に当たっては、依然としてトラヴァーズSでつけられた大差が重くのし掛かるものの、当時はアロゲートの最内に対してガンランナーは大外14番という枠順の不利があり、まだ格下でしかなかった相手にあっさりハナを譲る大人の対応も裏目に出た。BCでの結果からゴドルフィンマイルという選択肢もあったはずだが、ワールドカップに矛先を向ける以上は、打倒アロゲートの秘策があるものと期待したい。
ガンランナーの競馬データ