沿革HISTORY

ドバイシーマクラシック(G1)
2021年3月28日 (日) 01:10[現地時間 2021年3月27日 (土) 20:10]
UAE メイダン競馬場
芝左2410m
負担重量:北半球産5歳以上=牡・セン馬 57kg 北半球産4歳=牡・セン馬 56.5kg 南半球産4歳以上=牡・セン馬 57kg 南半球産3歳=牡・セン馬 53kg(各牝馬2kg減)

賞金総額:500万米ドル(約5億4000万円)
1着賞金:290万米ドル(約3億1320万円)
※1米ドル=108円で換算



新型コロナウイルスの影響によりメーンのワールドカップらとともに2021年は賞金が減額されたが、総額500万米ドル(約5億4000万円)、1着290万米ドル(約3億1320万円)と、同じ芝G1レースで同額だったドバイターフよりも高額に設定されている。

レースは1998年にナドアルシバ競馬場の芝2400mを舞台に創設され、当時の名称は「ドバイターフクラシック」だった。2000年に現在のドバイシーマクラシックに改称し、G2に昇格した2001年にはステイゴールドが優勝。これが日本調教馬としてドバイでの初勝利となった。

2002年のG1昇格後ではハーツクライ(2006年)が4馬身差の圧勝で初制覇。2010年にブエナビスタ、2013年にはジェンティルドンナが2着に惜敗したものの、ジェンティルドンナは2014年の再挑戦で雪辱を果たし、日本に通算3勝目をもたらした。その後も2015年のワンアンドオンリー(3着)や2016年のドゥラメンテ(2着)とラストインパクト(3着)、2019年のシュヴァルグラン(2着)とスワーヴリチャード(3着)が上位争いを演じている。

また、日本に縁のある馬では、豪州生まれのフジキセキ産駒で南アフリカ調教馬のサンクラシークも2008年に優勝している。