ドバイゴールデンシャヒーン
2022/3/26(土) 23:45発走 メイダン競馬場
性齢 | 牡6 |
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父 | ロードカナロア |
母 | フレンチノワール |
母の父 | フレンチデピュティ |
調教師 | 安田隆行 |
ドバイゴールデンシャヒーン(GS)でなかなか上位争いに絡むことができなかった日本調教馬だが、レッドルゼルなら待望の初制覇を成し遂げてくれるかもしれない。ドバイGSの日本調教馬は2019年にマテラスカイが2着で初連対、開催中止の2020年を挟んで2021年もレッドルゼルが2着と、開催2年連続で優勝に迫っている。さらに、この1年でレッドルゼルが示してきた充実ぶりをもってすれば、期待をかけられる域に達したのではないだろうか。
昨年のレッドルゼルは根岸Sで重賞初制覇を飾り、その勢いを距離適性が未知数のフェブラリーSにぶつけて4着。前年10月から4走を消化し、状態を見極めた上でドバイGSに遠征した。そうした臨戦過程でありながら、レースでは勝ち馬が逃げ切る展開を、最後方から11頭ごぼう抜きで2着。他馬とはひと味違う脚力を見せつけた。
帰国後は半年の休養から東京盃で復帰し、2戦目のJBCスプリントではレコードを1秒8更新して3馬身差の圧勝。国内ダート短距離路線の頂点に立つと同時に、陣営は当時からドバイGS再挑戦を掲げていた。その後に再び休養を挟んで前走のフェブラリーSは6着に終わったが、久々で反応の差というのが陣営の感触。計画通り遠征する今年は叩き2戦目の効果も大きいはずで、ならば昨年以上、つまり1着が現実的な結果として見えてくる。