ドバイゴールデンシャヒーン
2022/3/26(土) 23:45発走 メイダン競馬場
性齢 | 牝5 |
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父 | ハーツクライ |
母 | フェアエレン |
母の父 | Street Cry |
調教師 | 小笠倫弘 |
前走のリヤドダートスプリントはダンシングプリンスの影こそ踏めなかったものの、3着という結果は大健闘といえるだろう。チェーンオブラブはひと固まりで進む馬群を後方から追走。最終コーナーでは外から締められて仕掛けが遅れたが、最後まで力強い脚勢を保って格上のコパノキッキングに競り勝った。
チェーンオブラブは2歳夏のデビューから明け3歳初戦のフェアリーSでの2着を足場にクラシック戦線に身を投じ、オークスではデアリングタクトから0秒5差の6着など芝で高い能力を見せていた。しかし、その後は苦戦が続いてデビューから2年後の3勝クラスで18着に大敗。立て直してダートで心機一転を図ると、砂を被って全くひるむ様子も見せず、中団後方から豪快に末脚を炸裂させてあっさりとオープンに再昇格を決めた。
続くジャニュアリーSでも14番手から馬群の中を追い込んで1馬身圏内の3着に善戦し、わずか2戦の経験で臨んだのが前走だった。曾祖母ヴェルサイユトリーティはアメリカでダートG1を4勝した名牝。適性の高さはDNAのなせる業かもしれず、経験の少ないチェーンオブラブにはまだまだ伸びしろもありそう。今回は一段と相手関係が強化するものの、芝から転向してBCディスタフを制したマルシュロレーヌに続く快挙を成し遂げても不思議はない。