ドバイゴールデンシャヒーン
2022/3/26(土) 23:45発走 メイダン競馬場
性齢 | 牡4 |
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父 | Maclean's Music |
母 | Manki |
母の父 | Arch |
調教師 | S.ジョセフJr. |
今年のアメリカ勢はドクターシーヴェルの他にもう1頭のG1ホースがいる。ウッディースティーブンスSで価値ある勝利を手にしているドレインザクロックだ。ドクターシーヴェルと同じ明け4歳馬で、3歳の昨年は2戦目のスウェイルSで重賞初制覇。続くケンタッキーダービー戦線のファウンテンオブユースSで2着に敗れると、三冠戦に見切りをつけて短距離路線に腰を据えた。
1か月後、距離を1400m(7ハロン)に戻したベイショアSを1番人気で快勝。次戦のウッディースティーブンスSでG1に初挑戦した。その一戦では2歳時にG1を2勝し、直前の重賞も勝って駒を進めてきたジャッキーズウォリアーが単勝2.05倍の一本被り。ドレインザクロックは8.5倍の4番人気という立場だったが、序盤から2頭で先行争いを演じると、直線もマッチレースのような攻防を繰り広げてクビ差ねじ伏せる金星を挙げた。
しかし、8月のアムステルダムSとアレンジャーケンスSではジャッキーズウォリアーに連敗。相手が1番人気となったBCスプリントには参戦せず、ひと息入れて暮れの条件戦から再始動した。2戦目の前走はリステッドでクビ差の2着に敗れたが、自身を含む上位3頭は重賞勝ち馬で、4馬身余り離した3着のダイヤモンドウープスは芝・ダート二刀流の重賞4勝馬という好メンバー。この一戦に向けて着実に状態を上げてきたと見ておくべきだろう。