ドバイシーマクラシック
2022/3/27(日) 00:55発走 メイダン競馬場
性齢 | 牡7 |
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父 | ディープインパクト |
母 | メジロツボネ |
母の父 | スウェプトオーヴァーボード |
調教師 | 尾関知人 |
2019年と2021年の香港ヴァーズで2勝、2021年にはクイーンエリザベス2世C(QE2C)でも2着と、すでに海外遠征で十分な成果を挙げているグローリーヴェイズだが、このドバイシーマクラシックには苦い思い出がある。ドバイ遠征は今回で2回目。しかし、前回の2020年は現地入り後に開催中止の憂き目を見た。帰国後は宝塚記念に出走するも、予定が大きく狂った影響もあり17着に大敗。結果的に上半期を棒に振る形となった。それでも、夏場に立て直して京都大賞典を制すなど安定感を取り戻し、昨年は距離不足のQE2Cや直線に坂のある中山競馬場(オールカマー)でも上位争い。6歳にしてさらなる進化を見せ、香港ヴァーズの勝利で1年を締めくくった。
今回は香港ヴァーズから3か月半ぶりの実戦になるが、もともと間隔を空けながらキャリアを積んできたタイプで、宝塚記念大敗からの京都大賞典勝ちも3か月半ぶりのレース。それ以前には日経新春杯勝ちから3か月半で天皇賞(春)2着もある。また、海外も含めて重賞実績が右回りに偏っているものの、三冠馬対決に沸いた2020年のジャパンCでは積極果敢なレース内容で1着のアーモンドアイから0秒3差、2着のコントレイルとは0秒1差の5着と大いに見せ場を作った。東京競馬場は直線に坂があるが、メイダン競馬場は平坦。条件が好転する今回は見せ場以上も期待できそうだ。