ドバイシーマクラシック
2022/3/27(日) 00:55発走 メイダン競馬場
性齢 | セ4 |
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父 | Dubawi |
母 | Rumh |
母の父 | Monsun |
調教師 | C.アップルビー |
過去4回で3勝(2017年から2019年まで3連勝)と、近年のドバイシーマクラシックで無類の勝負強さを発揮してきたゴドルフィンの所有馬。昨年こそミシュリフとクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーに離されはしたが、その後ろの4着と5着をしっかりと確保していた。今年はユビアーが期待を背負う。
ユビアーは3歳の昨年5月に去勢手術を受けると成績を急上昇させ、7月に復帰初戦のバーレーントロフィーで重賞初制覇。2戦後には英セントレジャー前哨戦のグレートヴォルティジュールSを快勝するもセン馬のため本番の出走資格がなく、アメリカへ矛先を向けてジョッキークラブダービーとBCターフでさらに2勝を追加した。去勢手術後は5戦4勝で昨年の全勝利を稼ぎ出したことになるが、そのうち3勝は堅良馬場で残りも良馬場。アメリカはもちろん、英国内においても比較的平坦とされるコースで勝ってきた点は見逃せない。
G1初制覇となった前走のBCターフは、後方2番手追走からデルマー競馬場の短い直線で一気の差し切り。メイダン競馬場には今回が初参戦になるが、同じように平坦なだけでなく、当時より約200m長くなる直線は願ってもないだろう。昨年の欧州を席巻したハイレベル世代の一翼を担う存在でもあり、優勝候補の1頭であることは間違いない。