コメントCOMMENT

海外G1初制覇を果たしたラヴズオンリーユー。(Photo by Getty Images)

矢作芳人 調教師(ラヴズオンリーユー)

「興奮して言葉が出ません。ドバイからは1頭となり調整が難しい中、たくましく成長してくれた馬には感謝しかありません。また、このように難しい調整を成し遂げてくれたスタッフは、我がスタッフながら誇らしく思います」

C.ホー 騎手(ラヴズオンリーユー)

「表現できないほど素晴らしい気分です。馬がとてもしっかりしていて、レースでは残り800mまでじっとすることができ、そこから動かしていくとしっかり反応してくれました。QE2カップは、香港ダービーや年末の香港国際競走とならんで、私の夢の一つだったので、勝つことができてとても嬉しいです。今日はチャンピオンズマイルも勝つことができ、私の騎手人生のハイライトとなりました。関係者の皆様に感謝しています」

2着に入ったグローリーヴェイズ。(Photo by Getty Images)

尾関知人 調教師(グローリーヴェイズ)

「気持ちは入りながらも落ち着いており、納得のいく状態で送り出せたと思います。レースでは、ゲート内で少し苛々したのかスタートで遅れてしまいました。想定外のスローペースだったことを考慮すると、結果的にこれが痛かったと言えるかもしれません。直線ではこの馬らしい伸び脚を発揮し、2000mでも走り切って2着ということで、よく頑張ってくれたと思います。悔しさは残りますが、負けて強しの競馬を見せてくれました。いろいろと対応してくださった香港ジョッキークラブの皆様に感謝しています」

K.ティータン 騎手(グローリーヴェイズ)

「良いレースだったと思います。早めに仕掛けようと思っていたので、ホー騎手(ラヴズオンリーユー)と同じタイミングで上がって行きました。最後の直線では良い脚を使ってくれたと思います」

杉山晴紀 調教師(デアリングタクト)

「初めての輸送もこなしてくれました。道中も、内ラチに沿って不利なく走ってくれました。今日に関しては、素直に勝った馬を褒めるべきだと思います。最後に、こういった場を提供してくれた香港ジョッキークラブには感謝申し上げたいです」

松山弘平 騎手(デアリングタクト)

「いつもどおり良い走りをしてくれたと思いますが、1番人気に支持していただいていたのに結果として負けてしまい申し訳なく思っています。敗因はちょっとわからないですが、勝った馬が強かったです」

辻野泰之 調教師(キセキ)

「スタートダッシュがつかず、前につけてという理想的な競馬ができませんでした。道中はリズム良く走ってくれていたのですが、レースがスムーズに流れたので切れ味勝負となり、キセキには向かない展開となってしまい残念でした。しかし、まだまだ頑張って走ってくれています。まずはねぎらってあげたいと思います」

C.スコフィールド 騎手(キセキ)

「出遅れてしまって道中は中段に付けるしかありませんでした。ペースがスローで彼には展開が向きませんでした。残り200mでは良い脚を使いましたが、ちょっとペースが遅すぎました。この展開の中で良く走ってくれたと思います」