ドゥレッツァ
牡4 8戦5勝[5-1-1-1]
前走の天皇賞(春)でまさかの惨敗もレース後に骨折が判明。幸い軽傷で済み英国遠征が実現した。“日本のセントレジャー馬”で距離不適と思われているせいか、現地前売りでは伏兵評価だが、3歳6月にはホンコンJCT(2000m)を上がり32秒7の瞬発力で快勝。ヨーク競馬場の長い直線で末脚炸裂のシーンも十分にある。
シティオブトロイ
牡3 6戦5勝[5-0-0-1]
直近2戦は英ダービーとエクリプスSを連勝。現地前売りで大本命の評価を受けている。前走のエクリプスSは道悪に苦しみながらの勝利も、G1級とするには小粒な相手関係で評価は微妙。2400mの英ダービーを快勝しているが、距離は2000m前後の方が合うはずで、この先に見据えるBCクラシックに向けて真価を問われる。
カランダガン
セ3 6戦4勝[4-1-1-0]
前走のG2キングエドワード7世Sは後方2番手追走から直線で豪脚を炸裂。弾むようなフットワークで6馬身突き抜ける圧巻の勝利を飾った。これで重賞3連勝と上昇度では一番。フランスからの再輸送を考慮して同舞台のキングジョージには目もくれず、ひと息入れて万全の態勢を整えてきた。
アンビエンテフレンドリー
牡3 6戦2勝[2-1-2-1]
通算6戦で重賞は未勝利も、英ダービーではシティオブトロイに2馬身3/4差の2着、前走の愛ダービーでも勝ち馬に1馬身1/4差の3着とG1級のポテンシャルを見せてきた。愛ダービーでは先頭に顔をのぞかせながら最後に失速しており、名マイラーの父を持つ血統的に距離短縮でチャンスも。
アルフレイラ
牡5 16戦7勝[7-3-0-6]
前哨戦のG2ヨークSを昨年、今年と連覇。それらを含めヨーク競馬場の1750m以上では重賞を3戦3勝と抜群のコース適性を誇る。昨年は同オーナーのモスターダフとの使い分けでアイリッシュチャンピオンSに回ったが、今年は得意の舞台でG1初制覇を虎視眈々と狙っている。
ゴーストライター
牡3 6戦3勝[3-0-1-2]
前走エクリプスSではシティオブトロイ、アルリファーにわずかにゴール前差し切られた。G1で善戦を続けているが、陣営はステップアップの条件として良馬場を望んでいる。
ブルーストッキング
牝4 10戦3勝[3-5-1-1]
10年ぶりの牝馬優勝なるか。前走のキングジョージではゴリアットに抜け出されたが他有力馬を大外から差し切っている。
ザラケム
牡4 11戦6勝[6-1-0-4]
フランスからの遠征馬。前走プリンスオブウェールズS(G1)ではオーギュストロダンの2着としている。
イスラー
牡5 18戦5勝[5-6-4-3]
G1初挑戦。2023年G2プリンセスオブウェールズS(芝12F)を制している。その後は重賞レースで善戦するものの勝ちきれなかったが、前走ロイヤルアスコット開催のウォルファートンS(L)(芝10F)を圧勝。中距離路線に活路を求められるか。
マルジューム
牡5 8戦3勝[3-1-2-2]
最近の脚質は追い込み。マイルからの距離延長で一発を狙う。父は日本で繋養中のカラヴァッジオ。
ドックランズ
牡4 10戦3勝[3-5-1-1]
前走クイーンアンS(G1)ではG1初挑戦ながら追い込み2着。距離延長のここでどこまで末脚を伸ばせるか。
ロイヤルライム
牡4 11戦5勝[5-0-1-5]
インターナショナルS前哨戦のG2ヨークSでは4頭中僅差の4着。さらに相手が強化される今回で上位進出には、得意の重い馬場や展開面で向くことなどが必要か。
ハンスアンデルセン
牡4 13戦3勝[3-2-0-8]
オブライエン陣営のペースメーカーを務めることが多い。