アメリカクラシック三冠の第1戦、ケンタッキーダービー。 最も勝利回数が多いのは15番ゲートの3回。次いで5番ゲート、7番ゲート、20番ゲートの2回となっている。昨年は繰り上がりで出走したリッチストライクが20番ゲートから勝利したのは記憶に新しい。
過去10年の単勝オッズ別成績。単勝10倍未満の馬が勝率・連対率・3着内率ともに最も高い。2014年のカリフォルニアクローム(3.5倍)、2018年のジャスティファイ(2.9倍)など人気に応える馬が多い一方で、昨年のリッチストライク(95.1倍)、2019年のカントリーハウス(66.6倍)のように単勝50倍以上の馬が勝つケースもある。伏兵の馬にも注意が必要だ。
過去10年、1~3着馬の前走レース別成績。フロリダダービーからの参戦が3勝と最も多く勝利を挙げている。次いで、サンタアニタダービーとアーカンソーダービーが2勝で続いている。3着内の回数まで広げると、ブルーグラスステークスやルイジアナダービー組も好成績を挙げている。
過去10年のデータより、ケンタッキーダービーの出走馬レーティング、ゲート番別、単勝オッズ別、前走レース別のレース傾向を分析する。
表2:ゲート番別成績表
ゲート番
1着
2着
3着
4着
以下勝率
連対率
3着内率
1
0
1
0
9
0%
10%
10%
2
0
0
1
9
0%
0%
10%
3
0
2
0
8
0%
20%
20%
4
0
0
1
9
0%
0%
10%
5
2
0
2
6
20%
20%
40%
6
0
1
0
9
0%
10%
10%
7
2
0
2
6
20%
20%
40%
8
0
0
1
9
0%
0%
10%
9
0
2
0
8
0%
20%
20%
10
0
0
1
9
0%
0%
10%
11
0
1
1
7
0%
11.1%
22.2%
12
0
0
0
9
0%
0%
0%
13
1
1
0
8
10%
20%
20%
14
0
1
1
8
0%
10%
20%
15
3
0
0
7
30%
30%
30%
16
0
1
0
8
0%
11.1%
11.1%
17
0
0
0
9
0%
0%
0%
18
0
0
0
9
0%
0%
0%
19
0
0
0
8
0%
0%
0%
20
2
0
0
3
40%
40%
40%
21
0
0
0
1
0%
0%
0%
※2021年1着のメディーナスピリットはレース後に失格。2着のマンダルーンが繰り上がりで1着。
※フルゲート20頭。21番ゲートは補欠馬。表3:単勝オッズ別成績表
勝率
連対率
3着内率
10倍未満
18.4%
31.6%
50%
10倍~29.9倍
1.5%
3%
4.5%
30~49.9倍
0%
6.1%
10.2%
50~99.9倍
6.3%
9.4%
9.4%
100倍以上
0%
0%
0%
※2019年、2022年はJRA発売オッズ、他の年は現地オッズ。表4:前走レース別成績表
ケンタッキーダービーにおける成績
前走レース
1着
2着
3着
フロリダダービー(米・G1)
3
1
1
サンタアニタダービー(米・G1)
2
1
2
アーカンソーダービー(米・G1)
2
1
1
ルイジアナダービー(米・G2)
1
4
2
ハスケルステークス(米・G1)
1
0
0
ジェフルビーステークス(米・G3)
1
0
0
ブルーグラスステークス(米・G1)
0
1
3
サンランドダービー(米・G3)
0
1
0
トラヴァーズステークス(米・G1)
0
1
0
ウッドメモリアルステークス(米・G2)
0
0
1
※ブルーグラスステークス(米・G1)は2017年までG2。
※ウッドメモリアルステークス(米・G2)は2016年までG1。
注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。