ワーザー
性齢 | セ5 |
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父 | Tavistock |
母 | Bagalollies |
母の父 | Zabeel |
調教師 | J.ムーア(HK) |
昨年の香港クイーンエリザベス2世カップ(QE2C)では、ラブリーデイら日本の精鋭3頭を含む世界の強豪を相手に、直線だけで4馬身半突き抜ける圧勝劇を演じた。その結果として得たレーティング124は、昨年暮れに同舞台で行われた香港カップを圧勝したモーリス(127)と3ポンド差。天皇賞・秋2着のリアルスティール(120)よりは4ポンド重い。当時、ラブリーデイにつけた6馬身差と考え合わせても、2000mでは日本のトップクラスでも対抗するのが難しいほどの強豪といえよう。
QE2C後は2400mのG1香港チャンピオンズ&チャターカップに臨み、僅差の3着に惜敗したものの、香港ダービー制覇などの実績と合わせて見事に2015/16シーズンの年度代表馬に輝いた。夏場に後肢を負傷した影響で今季は使い出しが遅れ、復帰は年明け1月末のG1スチュワーズカップ(6着)となったが、2戦目のG1香港ゴールドカップではブレイジングスピードを短アタマ差抑えて優勝している。ドバイ遠征を自重して回った前走のG2チェアマンズトロフィーは4着も、復帰後の2敗はいずれもマイル戦。シャティンの2000mでは香港ダービーからQE2C、ゴールドカップと3戦無敗を誇っており、ベストの舞台に戻る今回は史上2頭目となる連覇の可能性も十分だ。
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