シークレットウェポン
性齢 | セ7 |
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父 | Choisir |
母 | Just Devine |
母の父 | Montjeu |
調教師 | C.イプ(HK) |
昨年暮れの香港カップでは、突き抜けたモーリスに後れること3馬身、先日の大阪杯で2着に食い込んだステファノスには半馬身先んじて2着と、地元勢で最先着を果たした。年度代表馬のワーザーは脚部不安により不在だったが、香港Cで獲得したレーティングは今回の出走メンバーでワーザーに次ぐ高さがあり、実力は折り紙付きだ。すでに7歳で国際G1の勝ち鞍もないものの、イギリスでデビューした2013年は2戦、香港に移籍後の2014年は1戦に終わるなど、そもそも順調に使い込めるようになったのが2015年以降という遅咲きタイプだけに、ここでもう一つ階段を昇る可能性も否定はできない。
軌道に乗った2015/16シーズンは9月から6月まで計10戦し、2月に1800mのローカルG3で重賞初制覇。それまで1600mまでしか経験がなく、距離を延ばしたことが吉と出た。次走のG1香港ゴールドカップこそ7着と力負けしたが、2000mでの着外はその1戦しかなく、今季初の2000m戦となったG2ジョッキークラブカップでは優勝。続く香港Cでモーリスの2着、そしてG1初挑戦から丸1年経った前走の香港ゴールドカップはワーザーから1馬身足らずの3着に食い込み、2000mでは安定上位の地位を築いている。中団より後ろに構える末脚勝負型ながら上がりの速い流れを得意としており、持ち時計の2分00秒92も優秀。経験のない道悪にでもならない限り、上位争い必至だろう。
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