フォーエバーヤング
9戦7勝[7-0-2-0]
昨秋はジャパンダートクラシックで同世代、東京大賞典で古馬を破り国内統一。サウジでもダービー馬の称号を手にした。ケンタッキーダービー、BCクラシックと米国ではわずかな差に泣いたものの、今回は経験値や実績で他をリードしている面もあり、待望の海外G1制覇へ機は熟した。
ロマンチックウォリアー
23戦18勝[18-3-0-2]
地元では香港Cとクイーンエリザベス2世Cの3連覇して中距離路線に君臨。再三にわたって日本馬の前に立ちはだかってきた香港の英雄が注目のダート初戦に挑む。獲得賞金はすでに歴代世界最高に達しているが、ここを勝てば異次元のレベルに突入する。日本勢には何とも不気味な存在だ。
ウシュバテソーロ
37戦11勝[11-4-5-17]
ウシュバテソーロにとってはアタマ差で大魚を逃した昨年の雪辱戦。次戦に予定されるドバイWCでの引退が発表されており、何としてもラストチャンスをものにしたい。強豪相手が続いたとはいえ1年余り白星がなく、年齢的に衰えが気になる面もあるが、乾坤一擲の走りに期待したい。
ウィルソンテソーロ
21戦8勝[8-6-0-7]
昨年はJBCクラシックでG1級初制覇を飾り、チャンピオンズCと東京大賞典で2年連続の2着。1800~2000mの国内ダート戦線ではナンバー2の地位まで上り詰めたと言ってもいいだろう。ドバイWCとコリアCで海外遠征も経験しており、5戦連続で連対中の安定感からも上位争いの期待は大きい。
ラトルンロール
24戦10勝[10-2-3-9]
前走は現地で行われたステップレース、二聖モスクの守護者杯(G3)を4馬身3/4差で圧勝。前々走の米G2クラークSから連勝中であり、その勢いで上位進出なるか。
ファクトゥールシュヴァル
18戦6勝[6-5-5-2]
昨年のドバイターフ勝ち馬。今シーズンは前走のアルマクトゥームチャレンジ(G1)で3着と好走。ダート初戦で適性を示しており、ここに参戦。今回も有力な存在。
ウォークオブスターズ
15戦4勝[4-4-3-4]
前走のアルマクトゥームチャレンジ(G1)でファクトゥールシュヴァルらを破り優勝。近3戦では、エンティサル(L)で優勝、ドバイクリークマイル(L)でも2着と安定した成績を収めており、今回も堅実な走りが期待される。
エルコディゴ
14戦9勝[9-3-1-1]
現アルゼンチン最強馬の一頭。前走のホセ・ペドロ・ラミレス大賞(G1)で優勝。デビューから14戦9勝2着3回と安定した成績を残している。芝ダート共にG1勝ちがある一方、最近は2400m戦が多く、久々の1800m戦で距離適性が問われる。
ラムジェット
9戦5勝[5-0-2-2]
前走の東京大賞典(G1)で3着。近3戦ではG1競走で4着、3着と掲示板内を確保しており、調教でも順調な仕上がりを見せている。
アルムスマク
9戦4勝[4-2-0-3]
サウジアラビア転籍初戦の条件戦で1着。ダート適性を見せた。移籍前はサーヘンリーセシルS(L)1着。
ディファンデッド
24戦8勝[8-5-2-9]
昨年はサウジカップ、ドバイワールドカップの2戦のみ(共に7着)。今年は条件戦(1着)を叩いてここに臨む。サウジアラビア移籍前に米G1を2勝している強豪であったが、最近の成績が振るわず。状態を戻してくるかが好走のカギとなるだろう。
インテンスフォーミー
15戦8勝[8-2-3-2]
前走カルロスペレグリーニ国際大賞(G1)でアルゼンチン最強馬エルコディゴを下し、初G1制覇。しかしダートはデビューから2戦して未勝利に終わっており、ダート適性がカギになる。
ウェイトトゥエクセル
16戦7勝[7-4-0-5]
サウジアラビア転籍初戦の前走の二聖モスクの守護者杯(G3)で2着。近3戦では、キングサウードカップ(沙G1)で4着、条件戦で1着と一定の成績を残しているが、G1レースでは決定的な力不足が否めず、上位進出は容易ではない。
ウートンサン
25戦5勝[5-5-5-10]
前走の二聖モスクの守護者杯(G3)で3着。近3戦では、クラウンプリンスカップ(L)で優勝、条件戦で2着と健闘しているものの、勝ち切るには一歩及ばない印象。
スコットランドヤード
16戦6勝[6-3-1-6]
昨年は補欠で出走し8着。今年も繰り上がると3年連続のサウジカップ出走になる。