市街地から約8kmとアクセス良好で、フレミントン競馬場とともにメルボルン地区を代表する競馬場。東京競馬場の「府中」、京都競馬場の「淀」のように、地元競馬ファンに「ヒース」の別名で表現されることがあるが、1859年の開設当初に競馬場一帯が一面荒れ地(Heath)だったことに由来している。
1879年にはコーフィールドCが創設。現在はメルボルンCの最重要プレップレースとしても世界的に有名だが、この2レースを制すことが豪州のホースマンにとって最高の栄誉とも言われている。2014年には日本のアドマイヤラクティがメルボルンCの前哨戦としてコーフィールドCに挑戦。58kgのトップハンデを克服し、大外一気の追い込みを決めて優勝した。
年間20開催(計60日)のうち、春はコーフィールドCのほか、その1週前に行われるコーフィールドギニーと1000ギニーが注目レース。秋には2歳戦としては国内2番目の高額賞金を誇るブルーダイヤモンドSが呼び物となっている。