シャンティイ競馬場はパリから北へ60kmに位置し、1834年5月15日に初レースを開催。フランス最古の競馬場の1つに数えられ、毎年6月には仏ダービー(ジョッキークラブ賞)およびオークス(ディアヌ賞)の舞台となる。
競馬場には世界的に有数の規模を誇るシャンティイ調教場が隣接。約3000頭が在厩し、首都圏で開催されるレースのほぼ半数に当たる出走馬の前線基地となっており、日本馬もフランスに遠征する際の調整地として活用している。また、向正面から3、4コーナーにかけてシャンティイ城の敷地と接し、向正面に見える大厩舎(グラン・エキュリ)の景観は競馬場の名物になっている。