COURSE

コース解説

オリジナル

サンクルー競馬場

概要

概要

サンクルー競馬場は、凱旋門賞の舞台であるロンシャン競馬場とセーヌ川を挟んでほぼ対岸にあり、パリからの交通も至便。小高い丘の上に位置し、首都を一望する眺めの良さで知られる。

レジャー施設などの事業で成功したエドモン・ブランにより1901年に開場し、その後、2歳G1に名を残す実業家のマルセル・ブーサック氏の手に渡った。1974年までスポーツ奨励協会へ貸与の形が取られた後、同協会が所有者に。さらにフランス・ギャロとの統合を経て現在に至っている。

開催期間は3月から11月が中心で、施行されるのは平地競走のみ。6月のサンクルー大賞はフランスにおける上半期の古馬中長距離の最大目標となり、7月のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(アスコット競馬場)の前哨戦としても注目度が高い。1999年には日本から長期滞在したエルコンドルパサーが、現地2戦目のレースに選択。2着馬に2馬身半差をつけて完勝した。

コース紹介

コース紹介

コースの輪郭は三角形に近く、左回りで1周2300m。日本の競馬場と同程度のアップダウンはあるものの全体的に平坦で、最終コーナーからゴールまでの直線部分(500m)は緩やかに上る。コースは800mから3100mの設定が可能。最終コーナーの奥には引き込み線があり、最深部は3100mと直線レース(900m)の発走地点となっている。

直線入り口からはたすき状のコースも延びている。サンクルー大賞(2400m)のゲートは直線入り口との合流点近くに置かれ、アルファベットの「e」字を描くようにコースを周回してゴールする。

主要競走

・サンクルー大賞
・クリテリウム・アンテルナショナル
・クリテリウム・ド・サンクルー

アクセス