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5頭出しゴドルフィンの伏兵、G1ジェベルハッタで重賞初制覇

2018年03月11日 13:00

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 現地10日、メイダン競馬場でドバイターフの前哨戦に位置付けられるG1ジェベルハッタ(芝1800m)が行われ、後方のラチ沿いで脚を溜めたブレアハウスが馬群の中から3/4馬身抜け出し快勝。重賞初制覇をG1レースで飾った。

 2着争いは、同じゴドルフィンの所有馬でドバイターフの有力馬と目されるベンバトルが、G2ザビールマイルを制して臨んだジャヌービにアタマ差競り勝った。

 ブレアハウスはピヴォタル産駒の5歳セン馬。2016年5月のデビュー勝ち後は前走まで11戦連続でハンデ戦のみに出走し、今回が重賞初挑戦での大金星となった。ジェベルハッタに出走した11頭のうち同馬を含む5頭がゴドルフィン所有馬で、英ブックメーカーではベンバトルが圧倒的人気を集め、ブレアハウスは4着のプロミシングランとともにゴドルフィン勢で最も低評価だった。

 ブレアハウスを管理するC.アップルビー調教師はレース後に「彼は自信をつけていて、最終追い切りの担当者からも太鼓判をもらっていたんだ。だから大レースに使ってみようと思ったし、ジェームズ(ドイル騎手)も素晴らしい騎乗をしてくれたね。もし招待されれば、3週後に戻ってきたいと思う」とドバイターフ参戦に前向きな考えを示している。