【チェアマンズSP】ファインニードル高橋師「どこまで強くなるのか見てみたい」
2018年04月27日 16:07
27日、29日に行われる香港チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)に向けて、ファインニードルを管理する高橋義忠調教師が記者会見に臨んだ。
ファインニードルの状態について高橋師は「日本にいるときと変わりなく、すべてにおいて順調だと思います。芝コースもすごく気持ちよく走っていたので馬もハッピーなんじゃないかと思いますし、こちらの馬場にも適応できそうだと感じています」と太鼓判を押した。
また、地元香港のライバル馬については「層が厚いというのは本当にその通りで、チャレンジャーという立場だと思います。ただ、この馬も本当に良くなってきているところですので、どこまで強くなるのか私自身も見てみたいです。もし本当に力があるのであれば、今回を皮切りに色々なところに打って出ていきたいと思っていますので、まずはどんなパフォーマンスを見せてくれるかを期待しています」と期待を込めた。
ファインニードルの馬主が世界的馬主組織「ゴドルフィン」に名称変更となったことについて、同師は「日本でもゴドルフィンの馬が結果が出していて、次々と良い馬が出てきています。これから日本の勢力図が変わっていくのではと思わせるほど馬が充実していますし、私自身は初めてのG1を取らせて頂き、こうして香港に来ていることはすごく意味のあることだと感じていますので、この馬とさらに上を目指していければと思っています」と語っている。
最後に司会者から「自信のほどは?」と聞かれた高橋師。「次につながれるような競馬ができればと思っています。本当に層が厚いので、それ以上はやってみないと何とも言えないです。まずはゲートを切るまで何が起こるか分かりませんから、私をはじめスタッフ全員でレースに出走できるように努めていきたいと思います」と答えている。