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3歳G2クイーンズヴァーズ、キューガーデンズらA.オブライエン勢が上位独占

2018年06月21日 11:10

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 ロイヤルアスコット開催2日目第2レースの3歳限定G2クイーンズヴァーズ(20日、芝14ハロン)は、中団馬群の後方に控えたキューガーデンズが直線半ばで抜け出し完勝。4馬身1/2差の2着にサザンフランス、さらにクビ差でネルソンが逃げ粘り、上位3着までをA.オブライエン調教師の管理馬が独占した。

 キューガーデンズはダービートライアルステークス2着から臨んだ前走の英ダービーで優勝したマサーから27馬身差の9着に終わったが、さらなる距離延長で大きな変わり身を見せて重賞初制覇。この勝利により英セントレジャーにおけるキューガーデンズの前売りオッズは11倍まで切り下げられている。

 オブライエン師は「彼をステイヤーだと思ってきたし、速い馬場もいいね。エプソム(英ダービー)は案外だったけど、その後も状態は凄く良かったんだ」とキューガーデンズを評価。今後については「いろいろな可能性があるよ。愛ダービーに行くこともあれば、休養してセントレジャーに備えることもね」と含みを持たせつつ、「セントレジャーはまだ先だけど、彼に打ってつけの選択肢だろうね」とクラシック最終戦を意識していた。