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ベンバトルがドイツで復権、G1ダルマイヤー大賞を快勝

2018年07月30日 12:25

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 現地29日、独ミュンヘン競馬場にてG1ダルマイヤー大賞(芝2000m)が行われ、イギリスから遠征したO.マーフィー騎乗のベンバトルが1番人気に応えて快勝した。

 2馬身3/4差の2着はストーミーアンタークティック。地元ドイツの強豪でこのレースの連覇を狙っていたイキートスは4着どまりだった。

 S.ビン・スルール厩舎の4歳馬ベンバトルは、今年3月のドバイターフでG1初制覇。そこからの休み明けだった前走の英G1クイーンアンステークスは久々のマイル戦ということもあってか10着に大敗したが、中距離戦に戻った今回はきっちり巻き返した。

 ビン・スルール調教師は「ベンバトルは遠征に強い馬。オイシン(マーフィー騎手)もいいポジションに付けてくれた。楽勝だったね」とコメント。「(前走の)ロイヤルアスコットはベンバトルにとって馬場が固すぎた。ドイツの馬場はここ数日の雨もあって向いていたね。10ハロンも彼にぴったりなんだろう」と語り、次走についてはG1英インターナショナル(8月22日)かG1愛チャンピオンステークス(9月15日)になる可能性を示唆し、さらにその後はオーストラリア遠征を検討していることを明かしていた。