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カフジテイクと戦った米ダートマイル路線の強豪シャープアステカが引退

2018年09月06日 07:45

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 昨年暮れのシガーマイルハンデキャップでG1制覇を飾ったシャープアステカが現役を引退することになった。米競馬メディアの『bloodhorse.com』が現地4日付けで報じている。

 シャープアステカは2016年5月のG3パットデイマイルステークスで重賞初制覇を飾り、同年12月にはG1初挑戦のマリブステークスで2着に善戦。2017年3月のG2ゴドルフィンマイルでは日本のカフジテイクとも対戦している。帰国後G1では6月のメトロポリタンハンデキャップ、11月のブリーダーズカップダートマイルともに2着とあと一歩及ばなかったが、4度目の挑戦となった次走のシガーマイルで待望のG1初制覇。今年1月のペガサスワールドカップで8着に敗れ、これが現役最後のレースとなった。

 J.ナヴァロ調教師は「シャープアステカのような馬を調教できたのは私にとって名誉なことだった。彼は調教師なら誰もが預かりたいタイプの馬で、初めて見た時から特別な馬ということが判った」と惜別の言葉を述べている。

 なお、シャープアステカはフロリダ州のゲルフェンスタインファームで過ごしているものの、現時点で種牡馬入りは未定となっている。