レコレトスの末脚爆発、仏G1ムーランドロンシャン賞を制す
2018年09月10日 11:30
現地9日、仏パリロンシャン競馬場にてG1ムーランドロンシャン賞(せん馬不可、芝1600m)が行われ、O.ペリエ騎乗のレコレトスが接戦を制した。
中団につけたレコレトスは直線に入ると馬群の外から末脚爆発。先に抜け出していた今年のG1仏1000ギニー3着馬ウィンドチャイムスをゴール寸前で差し切った。
2着はアタマ差でウィンドチャイムス。さらに1馬身1/4差の3着にエキスパートアイが入った。
C.ラフォンパリアス厩舎の4歳馬レコレトスは、5月のイスパーン賞(芝1800m)でG1初制覇。前走の仏G1ジャックルマロワ賞(芝1600m)はアルファセントーリの2着で、今回が2度目のG1制覇となった。
ラフォンパリアス調教師は「オリビエの騎乗が最高だった」とペリエ騎手を絶賛し、「今日は馬場もよくて、これぞG1レースという感じだった」とコメント。「この後はアスコット、QE2S(英G1クイーンエリザベス2世ステークス)に行く。マイル路線をキープして、恐らくはブリーダーズカップ行きかな」と今後の展望を語っていた。