BCディスタフはモノモイガールが完勝、エイベルタズマンは最下位に大敗
2018年11月04日 14:18
米ダート路線の最強牝馬を決めるG1ブリーダーズカップディスタフ(3歳以上、ダート9ハロン)が現地3日にチャーチルダウンズ競馬場で行われ、F.ジェルー騎乗の1番人気モノモイガールが2番手追走から最終コーナーで先頭に立ち、4番人気ウォウキャットの追い込みを1馬身封じて完勝した。
さらに1/2馬身差の3着に3番人気のミッドナイトビズーが続き、2番人気エイベルタズマンは今ひとつの発馬から3番手につけるも、直線を待たずに失速して最下位の11着に沈んだ。
前走の米G1コティリオンステークスでは進路妨害により連勝が止まったモノモイガールだが、エイベルタズマンとのケンタッキーオークス馬対決となった大一番を制して5度目のG1勝ち。B.コックス調教師はブリーダーズカップでの初勝利となった。
BC公式サイトでは「この秋、彼女はより大きく、速く、強くなった」とモノモイガールを誇るコックス師のコメントを掲載。一方、前走のゼニヤッタステークス5着に続く敗戦となったエイベルタズマンのM.スミス騎手は「ここ2走はどうしたものかね。走ってないよ。それだけ」と困惑した様子を伝えている。