ジャーメーが重賞初制覇、“残念メルボルンC”でうっぷん晴らし
2018年11月11日 08:28
現地10日に豪フレミントン競馬場でG3クイーンエリザベスステークス(芝2600m)が行われ、馬群の中から残り300mで抜け出した1番人気のジャーメーが、外から襲い掛かった5番人気サリーを差し返して勝利を収めた(0.1馬身差)。
さらに2馬身差の3着争いを4番人気のリーブランが制し、2番人気のガリックチーフテンは最下位の11着に沈んだ。
クイーンエリザベスSは“残念メルボルンカップ”の異名を取り、出走を逃した馬の受け皿として機能している。ジャーメーも豪州競馬の祭典を目指していたが、2走前のG3ザバートカミングス2着、前走のG3ホッサムハンデキャップ3着と惜敗して優先権を逃し、涙を飲んでいた。それでもこの勝利で初の重賞タイトルとしている。