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エネイブルの現役続行が決定、目指すは前人未到の凱旋門賞3連覇

2018年11月20日 10:20

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 仏G1凱旋門賞の連覇、さらに凱旋門賞と米G1ブリーダーズカップターフの連勝という2つの偉業を成し遂げた名牝エネイブルが、来年も現役を続行することが現地19日にオーナーのアブドゥラ殿下から発表された。

 ナサニエル産駒の4歳牝馬エネイブルはイギリスのJ.ゴスデン厩舎が管理し、3歳だった17年に英オークス、愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、ヨークシャーオークス、そして凱旋門賞とG1レースを5連勝。4歳となった今年は故障でシーズン前半を棒に振ったが、秋に復帰すると凱旋門賞を連覇し、さらにBCターフをも制した。

 凱旋門賞とBCターフの両方を勝つという史上初の快挙を達成したエネイブルが来年に目指すのは、凱旋門賞3連覇というやはり史上初の偉業。陣営のレーシングマネージャーを務めるT.グリムソープ氏は、「レーススケジュールはまだ決まっていないが、凱旋門賞が最大の目標になるだろう」と語っている。