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競馬界のレジェンドたちがエネイブルの現役続行に賛辞

2018年11月21日 10:30

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 10月に凱旋門賞連覇を果たし、その後には史上初となるブリーダーズカップターフとの連勝も成し遂げたエネイブル。来季に5歳を迎える最強牝馬の現役続行に対し、凱旋門賞に縁のあるレジェンドたちが賛辞を送っている。

 今年2月に勇退したC.ヘッドマーレック元調教師は、牝馬のトレヴを擁して2013年と2014年の凱旋門賞を連覇。3連覇を目指した2015年は、エネイブルを管理しているJ.ゴスデン調教師が送り込んだゴールデンホーンの4着に敗れ、大偉業を阻まれた因縁がある。「年齢に問題はつきものですが、彼女がこれまで同様に非常に良い状態なら、現役を続けない理由はありませんよね? トレヴはそうしましたし、あらゆる事が完ぺきでした。エネイブルは凱旋門賞とBCを勝ったとてつもない牝馬です。それをできる馬はほとんどいませんし、彼女は別格なんですよ」と自身の経験を交えてエネイブルを絶賛するヘッドマーレック元調教師。「彼女の凱旋門賞3連覇を期待しています」とエールを送った。

 また、1988年にトニービンで凱旋門賞、1997年にはスウェインでキングジョージ6世&クイーンエリザベスSをそれぞれ5歳馬の時に制した経験のあるJ.リード元騎手は「馬というものは4歳か5歳まで成熟しない。使い込んだりケガでもしない限り、彼らは成長し続けるものさ。一般的に衰えることはない。より強くパワフルになる。余力がある限り成長するよ」と今後の成長力に太鼓判。「過去には良い馬たちがピークを見せないまま早すぎる引退をした。素晴らしいと思うよ」とエネイブルの現役続行を支持している。